デファクトスタンダードの立会外分売分析

銘柄名 3545】 デファクトスタンダード
市場 東証マザーズ
信用区分 信用
実施目的 当社は、平成28年8月に東京証券取引所マザーズ市場に上場いたしましたが、更に社会的な認知や信用力を高め、企業価値向上を図ることを目的として、平成30年6月28日、東京証券取引所第一部への市場変更を申請しております。

今回の立会外分売は、市場第一部への市場変更における形式要件である株主数の充足を図るために行うものであります。ただし、何らかの理由で市場第一部の基準を満たさないと判断された場合には、市場第一部指定が認められない可能性があります。

スケジュール

発表日 2018/07/30 (月)
予定期間 2018/08/15 (水) ~ 2018/08/17 (金)
実施日 2018/08/15 (水)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 829 円
分売枚数 5,800 枚 前日終値 717 円
申込上限 1 枚 分売価格 702 円
PER 29.07 倍 割引率 -2.09 %
PBR 7.61 倍 発表日比 -15.32 %

株式情報

発行済株数 9,140,000 株 時価総額 6,416 百万円
浮動株数 - 株 浮動株総額 - 百万円
分売株数 250,000 株 分売総額 176 百万円
前日出来高 124,200 株 出来高/分売数 49.68 %
対株式数比 2.74 % 浮動株比率 - %
対浮動株比 - %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

板は50枚、出来高は100枚程度と流動性はまずまず。

分売と同時に東証1部への市場変更申請をしている開示が出ているが、直近時点での流通株式比率は27.6%程度でこの分売後でも30.4%のため、さらに分売か売出が必要そう。

また直近有報ベースの単元株主数は1,751名であり、こちらについては今回の分売実施で充足できる見込み。

今期業績は売上高+15%、営業利益+10%を見込んでおり、3Q時点の前期比ベースでは概ね想定通り推移している。

配当は無配で株主優待もなく、株主還元策に乏しい。

PER19.1倍、PBR1.90倍の株価水準は市場平均並み。

株価はマザーズ銘柄の割には上場して1年近くずっと700-900円近辺の比較的狭いレンジ相場で取引されている。

下値不安があまりないという点では良いが、流動性が分売数量に対していまひとつであるため分売割れの可能性もある。

短期的にも利益が取れるかは微妙なラインで、当日までの出来高が増加すれば打診程度での参加を検討か。

8/14追記:

新興市場の市況悪化の影響もあり発表日より100円以上下落しての値決めで4ヶ月以来の安値という点は評価できる。

ただそのせいか割引率が2%になっている点は惜しい。

出来高はそれなりに増加しているが、分売数量からするとこの買い板では同値付近で分売割れの可能性もある。

当日朝の気配次第での参加を検討することにしたい。

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