デジタル・インフォメーション・テクノロジーの立会外分売分析
銘柄名 | 【3916】 デジタル・インフォメーション・テクノロジー |
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市場 | 東証1部 |
信用区分 | 貸借 |
実施目的 | 当社株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため |
スケジュール
発表日 | 2018/06/14 (木) |
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予定期間 | 2018/06/21 (木) ~ 2018/06/27 (水) |
実施日 | 2018/06/21 (木) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,212 円 |
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分売枚数 | 4,500 枚 | 前日終値 | 1,170 円 |
申込上限 | 1 枚 | 分売価格 | 1,135 円 |
PER | 101.15 倍 | 割引率 | -2.99 % |
PBR | 8.10 倍 | 発表日比 | -6.35 % |
株式情報
発行済株数 | 15,501,820 株 | 時価総額 | 17,595 百万円 |
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浮動株数 | 2,371,778 株 | 浮動株総額 | 2,692 百万円 |
分売株数 | 200,000 株 | 分売総額 | 227 百万円 |
前日出来高 | 107,500 株 | 出来高/分売数 | 53.75 % |
対株式数比 | 1.29 % | 浮動株比率 | 15.30 % |
対浮動株比 | 8.43 % |
参加評価
分売評価 | B | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに500枚以上と流動性は高い。 既に東証1部に上場しており、特に分売の必要性も感じられない割には上限1枚で実施する意図があまり読めない。 個人株主数を増加させたい目的などであろうか。 今期業績は売上高+6%、営業利益+11%を見込んでおり、3Q時点での進捗率は89%とかなり順調に推移している。 3月末付けで1:2の株式分割を実施しており、分割考慮後の年間配当は6円で利回りは0.5%ほど。株主優待はない。 PER35.4倍、PBR7.29倍の株価水準はやや割高感がある。 株価は年明けから2月頃にかけて急騰して一時2倍近くまで上昇したが、そこから現在まではずっと反落傾向にある。 信用買残は30万株程度残っているうちは、当面はしこり玉消化まで上値が重そうな感じがする。 とはいえ貸借銘柄であるので、流動性が高いことを考慮しても短期的な需給面ではあまり心配はいらなさそう。 銘柄としては割高感は否めないのであまり保有はしたくないが、分売自体はそれなりに利益が出るのではないか。 6/20追記: 前日には年初来安値を更新しており、後場には切り返したため分売価格は最安値ではないが値ごろ感はある。 テクニカル敵もほぼ底値圏であり、このあたりでうまく分売を期に反発すれば少しは戻りも期待できそう。 空売りはあまり入ってはいないのは残念なところだが、出来高は分売数量と同等にあるため流動性的には申し分なく安定した利益の見込める案件となりそう。 短期で利確すべきか持ち越すべきかは悩ましいところ。 |