CDGの立会外分売分析
銘柄名 | 【2487】 CDG |
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市場 | 東証1部 |
信用区分 | 貸借 |
実施目的 | 当社株式の分布状況の改善及び流動性向上を図るため |
スケジュール
発表日 | 2018/05/30 (水) |
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予定期間 | 2018/06/05 (火) ~ 2018/06/07 (木) |
実施日 | 2018/06/05 (火) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,855 円 |
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分売枚数 | 1,600 枚 | 前日終値 | 1,702 円 |
申込上限 | 10 枚 | 分売価格 | 1,667 円 |
PER | 24.53 倍 | 割引率 | -2.06 % |
PBR | 1.95 倍 | 発表日比 | -10.13 % |
株式情報
発行済株数 | 6,240,000 株 | 時価総額 | 10,402 百万円 |
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浮動株数 | 773,760 株 | 浮動株総額 | 1,290 百万円 |
分売株数 | 244,800 株 | 分売総額 | 408 百万円 |
前日出来高 | 72,900 株 | 出来高/分売数 | 29.78 % |
対株式数比 | 3.92 % | 浮動株比率 | 12.40 % |
対浮動株比 | 31.64 % |
参加評価
分売評価 | B | ||
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評価コメント | 板は50枚、出来高20枚程度と流動性はやや低い。 2017年6月以来1年ぶり3回目の分売実施となっている。 東証1部で特に分売の必要性は感じられないが、毎度分売の前後だけは流動性があるにも関わらず、しばらくすると元の閑散相場にすっかり元に戻ってしまっている。 そのため単純に流動性改善目的ではないかと思われる。 前期業績は大型案件一巡や人件費増などにより売上高-4%、営業利益-5%の減収減益だったが、今期は売上高+5%、営業利益+17%と反転して増収増益を見込んでいる。 年間配当は30円で利回りは1.8%ほど。株主優待は9月権利で自社商品(ボックスティッシュ20箱)の設定がある。 自己資本比率67%、有利子負債0と財務は盤石。 PER18.1倍、PBR1.91倍の株価水準は市場平均並み。 株価は概ね1,800-1,900円の狭いレンジで取引されており、この価格帯であれば値幅も取れて参加妙味はありそう。 1,800円近辺まで売り込まれると参加しやすいところ。 前回は堅調な結果となったが、今回は分売数量が4倍近くあり発表から実施まで4営業日しかないため需給が安定するほどの流動性が高まるかどうかは疑問が残るところ。 それでも貸借銘柄のためそれほどひどい結果にはならなさそうだが、当日までに空売りが入ることに期待したい。 6/4追記: 発表翌日から-10%水準まで売り込まれており、分売価格は年初来安値以下で過去1年間の安値以下と値ごろ感がある。 ユニオンツール分売中止の件直後ということもあり、こちらも連想で買い戻されてしまっているのがもったいない。 割引率が渋いのは残念だが、これ以上の下値になることもあまり想定しづらいので基本は参加で良さそう。 |