清和中央ホールディングスの立会外分売分析
銘柄名 | 【7531】 清和中央ホールディングス |
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市場 | JASDAQ |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため。 |
スケジュール
発表日 | 2018/05/25 (金) |
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予定期間 | 2018/06/01 (金) ~ 2018/06/07 (木) |
実施日 | 2018/06/01 (金) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 5,810 円 |
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分売枚数 | 700 枚 | 前日終値 | 5,810 円 |
申込上限 | 3 枚 | 分売価格 | 5,635 円 |
PER | 39.02 倍 | 割引率 | -3.01 % |
PBR | 2.44 倍 | 発表日比 | -3.01 % |
株式情報
発行済株数 | 3,922,000 株 | 時価総額 | 22,100 百万円 |
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浮動株数 | 129,426 株 | 浮動株総額 | 729 百万円 |
分売株数 | 30,000 株 | 分売総額 | 169 百万円 |
前日出来高 | - 株 | 出来高/分売数 | - % |
対株式数比 | 0.76 % | 浮動株比率 | 3.30 % |
対浮動株比 | 23.18 % |
参加評価
分売評価 | E | ||
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評価コメント | "今週"の出来高合計は僅か1枚、発表日当日の買い気配は皆無と上場している意味がないほど流動性は著しく乏しい。 前回の分売でも似たような状態で1単元120万円の分売だったこともあり、初値売り損失-14万円と過去10年で未だかつて破られたことのない伝説の分売案件の再来となっている。 本当に流動性を増加させたいのであれば株式分割や優待新設をすればよく、分売で捌く必要はないのではないか。 おそらくは換金売りをしたいが売ろうにに売れない大株主が売り抜けるための分売実施かと思われる。 PER33.9倍、PBR1.68倍と流動性リスクがあるにも関わらずこの割高な水準ではまったく保有したくはない。 年間配当は40円で利回りは0.7%ほど。株主優待はない。 前回でさえ300枚のうち221枚は約定しており、一体どんな人が分売に申し込んでいるのかさえ理解できない。 今年は既にセコム上信越という年間ワースト案件があるが、こちらはそれどころではなくおそらくは前回に次ぐ10年ワースト損失ランキング2位誕生に期待がかかる。 問答無用で手出し無用の案件で、伝説の案件がどれだけ酷い結果になるのかを生暖かい目で見守ることにしたい。 5/31追記: 分売発表後の出来高は1枚で、前日どころか3日間も出来高0という異常な流動性皆無のまま分売実施となっている。 しかも最終気配が売り気配での約定で終わっているため、買い板を基準にすれば割引率どころか15%近く割高な基準で掴まされるということにもなってしまう。 さすがに数枚くらいは買い板が出ると思われるが、このままでは今回も最大損失10万円の可能性も否定できない。 果たしてこの分売に申し込む人がいるのかというのが非常に興味深く、当日の値動きがどのような結果になるか殿堂入り案件のネタとしてぜひ注目しておくことにしたい。 |