グリムスの立会外分売分析
銘柄名 | 【3150】 グリムス |
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市場 | JASDAQ |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社は、平成21年3月にジャスダック証券取引所(現:東京証券取引所JASDAQ市場)に上場いたしましたが、更に社会的な認知度や信用力を高め、企業価値向上を図ることを目的として、将来的に東京証券取引所市場第一部への市場変更を目指しております。
今回の立会外分売は、その形式基準の充足を図るとともに、当社株式の分布状況の改善および流動性向上を図ることを目的として行うものであります。 |
スケジュール
発表日 | 2018/05/24 (木) |
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予定期間 | 2018/05/31 (木) ~ 2018/06/06 (水) |
実施日 | 2018/05/31 (木) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 2,987 円 |
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分売枚数 | 1,100 枚 | 前日終値 | 3,040 円 |
申込上限 | 1 枚 | 分売価格 | 2,948 円 |
PER | 25.86 倍 | 割引率 | -3.03 % |
PBR | 9.88 倍 | 発表日比 | -1.31 % |
株式情報
発行済株数 | 5,822,700 株 | 時価総額 | 17,165 百万円 |
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浮動株数 | 588,093 株 | 浮動株総額 | 1,734 百万円 |
分売株数 | 110,000 株 | 分売総額 | 324 百万円 |
前日出来高 | 209,800 株 | 出来高/分売数 | 190.73 % |
対株式数比 | 1.89 % | 浮動株比率 | 10.10 % |
対浮動株比 | 18.70 % |
参加評価
分売評価 | D | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに100枚程度と流動性はまずまず。 東証1部を目指しているとあるが、JASDAQから直接1部には時価総額があと50億円ほど足りないため厳しい。 株主数も2017年9月末現在では885名と大幅に未達であり、少なくとも今回の分売では1部要件の達成はできなさそう。 分売目的に将来的にと書いてあることからすると、中期的な目標という程度で目先すぐには動きはないと思われる。 前期は売上高26%増、営業利益35%増とかなり好調な業績で着地している。来期予想も売上高28%増、営業利益25%増と引き続きの好調な展開が予想される。 年間配当は25円で利回りは0.8%ほど。株主優待はない。 PE20.4倍、PBR5.01倍の株価水準は市場平均並み。 株価は乱高下しつつも上昇を続けており、1年で4倍以上になっているが指標的な割高感はあまりない状況。 直近でも半月で2,200円から一時3,400円まで動いているなど、1日の値幅も200円近くボラティリティは高い。 分売数量は少ないが、値嵩株で値動きが激しいためハイリスクな案件となりそうで万人向けの案件ではない。 当日までの値動き次第での参加判断としたい。 5/30追記: 当日には釣り上げのような不自然な買い上げがあり、5%近く上昇しての値決めとなっており値ごろ感はない。 昨年末に実施されたOrchestra HDに近いものを感じる。 値動きを見ても大半はアルゴリズム取引によるもので、買い板の実需はあまりないのではないか。 当日も寄り後はどちらにも一方的に激しく動きそうでリスクが高く、安心して参加できる案件ではない。 分売割れの可能性もあり、当日の気配次第ではあるものの基本的には見送ったほうが無難な案件かもしれない。 |