エコスの立会外分売分析
銘柄名 | 【7520】 エコス |
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市場 | 東証1部 |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため |
スケジュール
発表日 | 2018/05/21 (月) |
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予定期間 | 2018/05/28 (月) ~ 2018/05/31 (木) |
実施日 | 2018/05/28 (月) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 2,010 円 |
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分売枚数 | 8,400 枚 | 前日終値 | 1,718 円 |
申込上限 | 100 枚 | 分売価格 | 1,684 円 |
PER | 26.63 倍 | 割引率 | -1.98 % |
PBR | 1.82 倍 | 発表日比 | -16.22 % |
株式情報
発行済株数 | 11,648,917 株 | 時価総額 | 19,617 百万円 |
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浮動株数 | 3,681,058 株 | 浮動株総額 | 6,199 百万円 |
分売株数 | 369,000 株 | 分売総額 | 621 百万円 |
前日出来高 | 162,800 株 | 出来高/分売数 | 44.12 % |
対株式数比 | 3.17 % | 浮動株比率 | 31.60 % |
対浮動株比 | 10.02 % |
参加評価
分売評価 | C | ||
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評価コメント | 板は200枚、出来高1,000枚以上と流動性は高い。 2018年以来8年ぶり2回目の分売実施となっている。 東証1部で特に分売の必要性はないが、株価はITバブル以来の高値圏であることから大株主による売却と考えられる。 社長の平邦雄氏が3月に新株予約権を659円で行使して37.8万株を取得しており、銀行からの借入金が9億円ほどあることなどからしても株数とタイミング的にも関係がありそう。 前期業績は売上高2%増、営業利益7%増と当初予想から上ブレして着地しており、来期予想についても売上高2%増、営業利益5%増と引き続き最高益更新を見込んでいる。 年間配当は30円で利回りは1.8%ほど。株主優待は2/8月権利で優待割引券の設定があり、換金利回りは3.0%ほど。 PER7.19倍、PBR1.42倍の株価水準は割安感がある。 株価は4月までは1,200円前後で取引されていたが、前期決算と今期予想を好感して現在は2,000円台まで急騰している。 指標的には割安だが、これだけ急騰している局面では正直高値掴みになりそうであまり保有していたくはない。 目的も関係者の換金売りとあまりいいイメージがなく、分売規模7億円を捌ききれるかどうかは微妙なところ。 当日までの株価推移を見て判断することにしたい。 5/25追記: 発表日から-16%とかなり売り込まれており、さすがにこれだけ売り込まれれば反発を期待しても良いところ。 元からファンダ面でも割安な株価水準であることもあり、それなりに実需買いも出てきそうな感じはする。 仮に分売価格割れしても一巡すれば戻しそう。 ただ割引率が3%なら参加しても良かったが、2%だと参加メリットがあるかどうかは悩ましいところ。 この分売数量・価格帯の類似案件だと売り込まれているのも関わらず分売割れしたオロの事例があるため、参加するにしても当日朝の気配を確認してからとしたい。 |