ツナグ・ソリューションズの立会外分売分析

銘柄名 6551】 ツナグ・ソリューションズ
市場 東証マザーズ
信用区分 信用
実施目的 当社は、平成29年6月に東京証券取引所マザーズ市場に上場いたしましたが、更に社会的な認知や信用力を高め、企業価値向上を図ることを目的として、東京証券取引所市場第一部への市場変更申請を行いました。今回の立会外分売は、市場第一部への市場変更に向けて、形式要件である流通株式比率の充足を図るために行うものであります。ただし、何らかの理由で市場第一部の基準を満たさないと判断された場合には、市場変更が認められない可能性があります。

スケジュール

発表日 2018/05/15 (火)
予定期間 2018/05/30 (水) ~ 2018/06/01 (金)
実施日 2018/05/30 (水)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,379 円
分売枚数 1,000 枚 前日終値 1,485 円
申込上限 2 枚 分売価格 1,455 円
PER 95.35 倍 割引率 -2.02 %
PBR 5.42 倍 発表日比 5.51 %

株式情報

発行済株数 7,307,370 株 時価総額 10,632 百万円
浮動株数 833,040 株 浮動株総額 1,212 百万円
分売株数 54,000 株 分売総額 79 百万円
前日出来高 22,700 株 出来高/分売数 42.04 %
対株式数比 0.74 % 浮動株比率 11.40 %
対浮動株比 6.48 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板・出来高ともに150枚程度と流動性はまずまず。

2018年3月に続き2ヶ月ぶり2回目の分売実施となっている。

前回に引き続き東証1部上場のための分売実施となっており、流通株式比率の充足のためとはなっているが数字の上では既に基準は満たしているように思える。

3月末の株主数は不明だが、どちらかというと株主数増加が主目的となっているような感じがする。

6月上場で1年ルールを考慮すると、既に1部申請済みという事から早くて1ヶ月以内に承認されることもありえる。

のれん消却の影響で通期・半期業績を前回下方修正していたが、実際の2Q決算は修正前予想を上回って着地している。

年間配当は無配だが、株主優待として9月権利でクオカード500円分の設定があり総合利回りは0.4%ほど。

PER66.7倍、PBR2.87倍の株価は割高感がある。

株価は1,200-1,400円のレンジで推移しているが、1日の値動きが100円近い日もあるためボラティリティは高め。

前回の分売では発行済株式の5%近くだったため流石に捌ききれず分売割れとなったが、今回は株数が1/5程度であることからこれくらいであれば堅調な結果になると思われる。

ただ値動きが荒いことから利確タイミングは注意が必要。

5/29追記:

分売発表後には上昇していたが、直近では節目の1,500円を割り込んでいるためやや値ごろ感はある状況。

割引率は渋いのは残念だが、出来高も増加していることからこの分売数量であればまったく問題なさそう。

上場日が6月30日というところからすると、最速であれば6月中旬の1部承認もありえるので放置も面白そう。

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