システム情報の立会外分売分析

銘柄名 3677】 システム情報
市場 JASDAQ
信用区分 貸借
実施目的 当社は、当社株式の東京証券取引所市場第二部への市場変更申請を行う準備を具体的に進めております。

今回の立会外分売は、当社株式の分布状況の改善ならびに流動性向上を図るために行うものであります。

スケジュール

発表日 2018/05/14 (月)
予定期間 2018/06/08 (金) ~ 2018/06/13 (水)
実施日 2018/06/08 (金)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,070 円
分売枚数 1,800 枚 前日終値 1,026 円
申込上限 2 枚 分売価格 995 円
PER 31.13 倍 割引率 -3.02 %
PBR 6.20 倍 発表日比 -7.01 %

株式情報

発行済株数 11,834,400 株 時価総額 11,775 百万円
浮動株数 2,366,880 株 浮動株総額 2,355 百万円
分売株数 240,000 株 分売総額 239 百万円
前日出来高 229,200 株 出来高/分売数 95.50 %
対株式数比 2.03 % 浮動株比率 20.00 %
対浮動株比 10.14 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板・出来高ともに300枚程度と流動性は十分ある。

東証2部への市場変更のための分売実施となっているが、既に株主数も十分多く、流通株式比率や時価総額要件なども問題ないため分売を実施しなくても要件は満たしている。

今期業績は売上高16%増、営業利益12%増の予想となっており、2Q時点での進捗率は52%と順調に推移している。

年間配当は17円で利回りは1.6%ほど。株主優待は9月権利でクオカード500円分の設定があり、総合利回りは2.0%ほど。

PER19.0倍、PBR4.71倍の株価水準は市場平均並み。

株価は1,000-1,100円の狭いレンジでここ数ヶ月ほどは取引されており、値幅も狭くボラティリティは低い。

分売で割引率3%で決まるのであれば相対的に値ごろ感が出るため、利益は出やすい案件になると思われる。

貸借銘柄で株価も手頃なので安定した利益の出る案件で、直近安値としては1,000円の節目は底堅い展開になりそう。

6/7追記:

発表日からはやや売り込まれており、分売価格は節目の1,000円割れで値ごろ感があるのは評価できる。

貸借銘柄の割にはあまり空売りは入っていないためそこまでは期待できないが、安定した利益の出る案件となりそう。

株価は直近の底値圏であり、下に抜けなければしばらく放置しておいた方が利益は見込めるかもしれない。

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