ダブルスタンダードの立会外分売分析
| 銘柄名 | 【3925】 ダブルスタンダード |
|---|---|
| 市場 | 東証マザーズ |
| 信用区分 | 信用 |
| 実施目的 | 当社は、東京証券取引所マザーズ市場に上場しておりますが、更に社会的な認知度や信用力を高め、企業価値向上を図ることを目的として東京証券取引所市場第一部への市場変更を目指しております。
今回の立会外分売は、市場第一部への市場変更における形式要件の充足のために株式の流動性向上及び株主数増加並びに株式分布状況の改善を図るものであります。 ただし、形式要件の充足を含め、何らかの理由で市場第一部の基準を満たさないと判断された場合には、市場変更が認められない可能性があります。 |
スケジュール
| 発表日 | 2018/05/14 (月) |
|---|---|
| 予定期間 | 2018/05/29 (火) ~ 2018/06/01 (金) |
| 実施日 | 2018/05/29 (火) |
分売情報
| 単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 3,845 円 |
|---|---|---|---|
| 分売枚数 | 2,900 枚 | 前日終値 | 3,475 円 |
| 申込上限 | 3 枚 | 分売価格 | 3,371 円 |
| PER | 55.91 倍 | 割引率 | -2.99 % |
| PBR | 21.48 倍 | 発表日比 | -12.33 % |
株式情報
| 発行済株数 | 6,720,000 株 | 時価総額 | 22,653 百万円 |
|---|---|---|---|
| 浮動株数 | 584,640 株 | 浮動株総額 | 1,971 百万円 |
| 分売株数 | 334,000 株 | 分売総額 | 1,126 百万円 |
| 前日出来高 | 135,100 株 | 出来高/分売数 | 40.45 % |
| 対株式数比 | 4.97 % | 浮動株比率 | 8.70 % |
| 対浮動株比 | 57.13 % |
参加評価
| 分売評価 | C | ||
|---|---|---|---|
| 評価コメント | 板・出来高ともに150枚程度と流動性はまずまず。 東証1部への市場変更を目的とした分売となっているが、2017年9月末現在の株主数は1,067名と大幅に未達の状況になっているため、まずは株主数増加が必要な状況である。 現在流通株式比率は32%程度だが、分売後であれば1部要件の35%は達成できる見込みとなっている。 今期業績は売上高46%増、営業利益35%増と大幅増益で着地しており、来期予想は若干鈍化するが売上高20%増、営業利益27%増と引き続き好調に推移する見込みとなっている。 年間配当は24円で利回りは0.6%ほど。株主優待はない。 PER48.6倍、PBR17.8倍の株価水準は割高感がある。 株価は長期では一応上昇基調だが、毎回直近の天井から3割程度は下落しての押し目形成となるなど値動きが激しい。 直近では3,300円付近で反発しているが、これだけの分売実施後には当面目先の上値は重くなりそうな気がする。 売りが出やすい値嵩株で板が薄く発行済株式の5%近い12億円規模の分売を捌き切るには難しいのではないか。 株価帯や分売数量などから雰囲気からして分売割れで売れ残りが発生した5月初めのテラスカイに近いものを感じる。 ハイリスクな案件であえて参加するメリットは低そう。 5/28追記: 発表日からは-10%近く売り込まれており、この価格帯では珍しく割引率も3%ある点については評価できる。 テラスカイよりは板や出来高はあるためマシだが、値嵩株は売りが出やすいことを踏まえても寄りは同値近辺で売り時を逃すと当日中の上値は重そうな感じがする。 ただ逆にこれを敬遠して参加者が少なければ売れ残りなど短期の売り需要は減るため底堅い展開もありえる。 一応は朝の気配を見てからの最終判断とはしたいが、現時点では見送り方向で考えておきたい。 |
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