シンクロ・フードの立会外分売分析

銘柄名 3963】 シンクロ・フード
市場 東証1部
信用区分 信用
実施目的 当社株式の分布状況改善及び流動性向上を図るため

スケジュール

発表日 2018/05/10 (木)
予定期間 2018/05/25 (金) ~ 2018/05/31 (木)
実施日 2018/05/25 (金)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,025 円
分売枚数 800 枚 前日終値 927 円
申込上限 1 枚 分売価格 899 円
PER 56.08 倍 割引率 -3.02 %
PBR 17.56 倍 発表日比 -12.29 %

株式情報

発行済株数 26,600,850 株 時価総額 23,914 百万円
浮動株数 1,649,253 株 浮動株総額 1,483 百万円
分売株数 65,000 株 分売総額 58 百万円
前日出来高 88,900 株 出来高/分売数 136.77 %
対株式数比 0.24 % 浮動株比率 6.20 %
対浮動株比 3.94 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板は400枚程度、出来高1,000枚以上と流動性は高い。

2017年9月以来8ヶ月ぶり3回目の分売実施となっている。

前回はマザーズだったが、前回の分売後に東証1部への指定替えが承認されて現在は東証1部に移っている。

しかしながら株主数要件は分売を実施したことによるみなし株主数で無理矢理充足させたためか、実際の2017年9月末現在の株主数は1,777名とやはり2部降格基準を下回っている。

さすがに3月末でいくらかは増加していると思われるが、劇的に増加する要因はないため分売実施に至ったとみられる。

来期業績は売上高34%増、営業利益11%増の会社予想となっているが、以前より成長性は鈍化している。

配当・優待ともに設定がなく株主還元策に乏しい。

PER53.8倍、PBR11.1倍の株価水準は割高感があり、マザーズでは許容されても1部銘柄では正直買いづらい。

株価は3月の1,700円台を高値にして現在までずっと下落基調であり、既に高値からは-40%ほどにもなっている。

依然として70万株超の信用買い残のしこり玉が重い。

流動性は十分にあるためこの分売数量であれば問題なく捌けてある程度の利益は出ると思われるが、テクニカル的な観点からは持ち越したくないので短期勝負としたい。

5/24追記:

分売発表以降も引き続き売り込まれているが、900円近辺では程度の反発を見せているので下値リスクは限定的か。

買い板は十分あるので、この出来高にこの分売数量なら特に問題はなく堅調な株価推移になるものと思われる。

このあたりで反発すれば良いが、トレンド的にもし下に抜けるようであれば早めに見切りを付けることにしたい。

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