美濃窯業の立会外分売分析

銘柄名 5356】 美濃窯業
市場 名証2部
信用区分 信用
実施目的 株式の分布状況の改善および流動性の向上を図るため。

本立会外分売は、当社の連結子会社である日本セラミツクエンジニヤリング株式会社が実施するもので、226,000 株は当社発行済株式数の1.75%にあたります。

当社の連結子会社が保有することにより、議決権の行使の制限を受けている当社株式の売却を予定しているため、本立会外分売が実行された場合、既存株主の皆様の総議決権に対する議決権割合が減少することとなる見込みです。

スケジュール

発表日 2017/11/20 (月)
予定期間 2017/11/28 (火) ~ 2017/12/01 (金)
実施日 2017/11/28 (火)

分売情報

単元株数 1,000 株 発表日終値 407 円
分売枚数 400 枚 前日終値 403 円
申込上限 3 枚 分売価格 390 円
PER 53.96 倍 割引率 -3.23 %
PBR 1.53 倍 発表日比 -4.18 %

株式情報

発行済株数 12,909,828 株 時価総額 5,035 百万円
浮動株数 3,395,285 株 浮動株総額 1,324 百万円
分売株数 226,000 株 分売総額 88 百万円
前日出来高 2,000 株 出来高/分売数 0.88 %
対株式数比 1.75 % 浮動株比率 26.30 %
対浮動株比 6.66 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

板・出来高ともに10~20枚程度と流動性に乏しい。

分売目的のとおり子会社保有の株式売却となっている。

今のところ100株への単元株変更は予定されていない。

今期業績は売上高2%増、営業利益4%増の小幅増益予想で、2Q決算時点の進捗率は60%とやや上振れして推移している。

年間配当は7円で利回りは1.7%ほど。株主優待はない。

PER7.01倍、PBR0.50倍の株価水準は割安だが、地方市場のため流動性リスクにより放置されているだけにもみえる。

株価は年初の250円程度から直近では400円台まで右肩上がりで上昇しており、75日線がサポートされている。

1000株単位で出来高が僅かしかない類似案件としては7月のエンチョーなどが挙げられ、当日の値動きはほぼ同値~やや利確タイミングがある程度と難しい案件だった。

流動性から一見手出し無用にも見えるが、割安株投資などの買いが入りやすいため意外と堅調にはなりそう。

この手の案件は元から長期保有のつもりなどであれば参加しても良いが、短期目的であれば見送りとした方が賢明。

11/27追記:

やはり流動性に変化は見られず閑散としている。

とはいえファンダ的に割安であることには変わりなく、売りが一巡すれば浮上しそうなので、多少の塩漬けリスクを許容してもいいのであれば参加してもいいかもしれない。

参加者が限られる分は意外と堅調な結果になる可能性もあるが、あまり無理に参加する必要はなさそうな案件。

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