Ubicomホールディングスの立会外分売分析

銘柄名 3937】 Ubicomホールディングス
市場 東証マザーズ
信用区分 信用
実施目的 当社は、2016年6月に東京証券取引所マザーズ市場に上場いたしましたが、さらに社会的な認知度や信用力を高め、企業価値向上を図ることを目的として東京証券取引所市場第一部への市場変更申請を行っております。

今回の立会外分売は市場第一部への市場変更における形式要件である株主数の充足を図るために行うものであります。

ただし、形式要件の充足を含め、何らかの理由で市場第一部の基準を満たさないと判断された場合には、市場変更が認められない可能性があります。

スケジュール

発表日 2017/11/09 (木)
予定期間 2017/11/29 (水) ~ 2017/12/05 (火)
実施日 2017/11/29 (水)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,400 円
分売枚数 600 枚 前日終値 1,450 円
申込上限 1 枚 分売価格 1,406 円
PER 128.14 倍 割引率 -3.03 %
PBR 14.45 倍 発表日比 0.43 %

株式情報

発行済株数 11,145,760 株 時価総額 15,671 百万円
浮動株数 1,404,366 株 浮動株総額 1,975 百万円
分売株数 50,000 株 分売総額 70 百万円
前日出来高 326,300 株 出来高/分売数 652.60 %
対株式数比 0.45 % 浮動株比率 12.60 %
対浮動株比 3.56 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板・出来高ともに500枚程度と流動性は高い。

2017年9月に続き、2回目の分売実施となっている。

分売目的は前回は市場変更申請の準備中だったのが、今回は申請中に変わっており、あとは東証の承認待ち状態。

直近の株主数は不明だが、今回の分売数量が少ないことからすると分売後には株主数要件を充足できるとみられる。

2Q決算は前回の上方修正からさらに上方修正しており、当初は営業減益予想だったものが営業増益で着地している。

元から下期偏重型の業績であることを踏まえても上出来で、通期予想は据え置いているが上振れが期待できそう。

年間配当は0円で株主優待もなく、株主還元策に乏しい。

PER73.0倍、PBR14.3倍の株価はかなり割高感がある。

株価は1,200-1,700円程度のレンジ相場だが、75日線も反落しておきておりあまり上昇しそうな感じはしない。

下に抜けるようであれば早めの損切りとしたい。

前回は株数がさほど多くなかったものの、当日は堅調だったが翌日以降は大幅に分売割れするなど難しい値動きだった。

今回は株数が半分なのと、株式分割で株価は手頃になっているため需給面では問題ないと思われる。

この数量では配分はなさそうだが、参加しておきたい。

11/28追記:

一時1,500円台まで上昇していたが、前日には売り込まれているため現在の株価位置には過熱感はない。

出来高は十分ある割には絶対的な分売数量が少ないため、売り需要はすぐに吸収できるものと思われる。

ファンダ面が割高であることから上値はあまり上がりそうにないが、1部変更申請中のため放置でもよさそう。

ただ類似案件では先日のジェイエスエスのように寄り天になる可能性もあるので、売り時には注意したい。

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