平河ヒューテックの立会外分売分析

板・出来高ともに100枚程度と流動性はまずまず。

2016年3月以来、1年半ぶり2回目の分売実施となる。

前回も東証1部の株主数基準が不足しそうだったため分売を実施しており、今回も9月権利日前というスケジュールと直近株主数を考慮すると同様の目的と考えられる。

今期は売上6％増、営業利益1％増と小幅な増収増益見込み。

1Q決算時点での進捗率は25％と計画どおり推移している。

配当は18.5円で利回りは1.2％ほど。株主優待はない。

PER10.5倍、PBR0.95倍の株価水準は割安感がある。

株価はここしばらくは1,400-1,600円のレンジ相場となっており、ボラティリティは比較的低いように感じる。

出来高はもう少し欲しいところだが、割安株投資的な観点からは一定の買い需要はありそうで、下値も限定的なためある程度の利益は見込めるのではないか。

上がり過ぎなければ参加方向で考えておきたい。

9/21追記：

株価位置としては底値圏ではないのと割引率が渋いことから、一定の利益は出そうだがあまり期待はできない。

1500円を割れなければ底堅く推移しそうな感じがする。

株価は割安なので中長期保有もありかもしれない。