オロの立会外分売分析

銘柄名 3983】 オロ
市場 東証マザーズ
信用区分 信用
実施目的 当社は、平成29年3月に東京証券取引所マザーズ市場に上場いたしましたが、更に社会的な認知や信用力を高め、企業価値向上を図ることを目的として、東京証券取引所市場第一部への市場変更申請を行う準備を具体的に進めております。

今回の立会外分売は、その形式基準の充足を図るとともに、当社株式の分布状況の改善および流動性向上を図ることを目的として行うものであります。

ただし、形式要件の充足を含め、何らかの理由で市場第一部の基準を満たさないと判断された場合には、市場第一部銘柄指定が認められない可能性があります。

スケジュール

発表日 2017/08/22 (火)
予定期間 2017/09/07 (木) ~ 2017/09/14 (木)
実施日 2017/09/07 (木)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,429 円
分売枚数 4,000 枚 前日終値 1,408 円
申込上限 1 枚 分売価格 1,372 円
PER 41.34 倍 割引率 -2.56 %
PBR 5.47 倍 発表日比 -3.99 %

株式情報

発行済株数 8,300,000 株 時価総額 11,388 百万円
浮動株数 - 株 浮動株総額 - 百万円
分売株数 162,000 株 分売総額 222 百万円
前日出来高 53,100 株 出来高/分売数 32.78 %
対株式数比 1.95 % 浮動株比率 - %
対浮動株比 - %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板・出来高とも100枚前後と流動性はやや低い。

2017年3月に東証マザーズに上場しており、分売理由のとおり東証1部上場を行う準備を進めているとはあるが、1年ルールにより早くても来年3月となるため年内は考えられない。

上場後の株主数は不明だが、上限1枚の分売を実施しようとしていることからも株主数は現状未達だと考えられる。

また、現状では流通株式比率が30%前後のため、1部基準の35%にはさらなる売出や分売など必要となりそう。

今期業績は売上高は9%増だが、営業利益は横ばいで上場関連費用などが嵩み、最終減益となっている。

成長性に期待より買われすぎることもなく、マザーズ上場の割にはPER23.1倍、PBR2.62倍の株価は割高感はない。

配当は無配で株主優待もなく、株主還元策に乏しい。

自己資本比率87%で有利子負債0と財務面では盤石。

株価は上場初値2,375円一度も上回ることなく低迷しており、直近では1400-1600円のレンジで取引されている。

チャート的にも徐々に上値を切り上げてきており、上場後からの買い残40万株弱の信用期日までは上値は重そう。

1部昇格期待で買われるにしてもまだ半年後のことであり、今から中長期保有するにしてもリスクは大きそう。

板も厚くないので、気配次第での打診買いとしたい。

9/6追記:

分売発表後は市場変更を好感して買い込まれているが、市況悪化により反落してほぼ発表日終値まで戻している。

直近で200円近くは下落しているため、ほぼ底値圏となっておりここからあまり下落するということも考えづらい。

ただこれだけ市況が冷え込んでいると、当日の買い需要もそれほどない可能性があるので、念のため朝の気配を見てからの参加方向としておきたい。

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