あんしん保証の立会外分売分析

板・出来高ともに500枚程度と流動性は高い。

2015年11月に東証マザーズに上場している。

前回とは違って株主数は既に4,124名と東証1部基準を十分に満たしており、流通株式比率などの条件も特段問題なさそうなことから、あまり分売実施の理由が見当たらない。

第9位株主の渡邉定雄氏がちょうど分売数と同じ21万株を保有していることから単純な売却目的にも見える。

今期業績は売上高7％、営業利益-0.1％だったが、来期は売上高24％増、営業利益13％増と反転して増益見込み。

年間配当は2円で利回りは0.34％ほど。株主優待はない。

PER44.2倍、PBR5.38倍の株価はやや割高感がある。

2016年12月に1:3の株式分割をしており、値頃感のある株価になっていることから、買いは入りやすそう。

前回は初日実施でなかったため釣り上がった株価での実施となり軟調だったが、この株数なら捌けそう。

6/22追記：

やや売り込まれて安値引けになっている点は評価できるが、割引率が渋いため利益が出るかどうか微妙な線。

それほど分売数量が多すぎるというわけでもないので、先日の北川精機のように売り一巡後の上昇も期待したい。

ただ600円から上の上値は重そうな感じがする。