PR TIMESの立会外分売分析

銘柄名 3922】 PR TIMES
市場 東証マザーズ
信用区分 信用
実施目的 平成28年3月に東京証券取引所マザーズに上場いたしましたが、更に社会的な認知度や信用力を高め、企業価値向上を図ることを目的として将来的に東京証券取引所市場第一部への市場変更を目指しております。

今回の立会外分売は、株式の分布状況の改善および流動性向上を図ることを目的として行うものであります。

スケジュール

発表日 2017/05/19 (金)
予定期間 2017/05/26 (金) ~ 2017/05/30 (火)
実施日 2017/05/26 (金)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 2,685 円
分売枚数 900 枚 前日終値 2,873 円
申込上限 1 枚 分売価格 2,787 円
PER 54.31 倍 割引率 -2.99 %
PBR 9.86 倍 発表日比 3.80 %

株式情報

発行済株数 3,260,000 株 時価総額 9,086 百万円
浮動株数 423,800 株 浮動株総額 1,181 百万円
分売株数 35,000 株 分売総額 98 百万円
前日出来高 79,800 株 出来高/分売数 228.00 %
対株式数比 1.07 % 浮動株比率 13.00 %
対浮動株比 8.26 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板は200枚程度だが、出来高は500枚以上と流動性は高い。

2016年3月にマザーズに上場しており、分売目的のとおり1年ルールにより東証1部への市場変更が視野に入ってくる。

ただし2017年2月末現在の株主数は1,054名であり、この分売を実施後のみなし株主数でも1,400名足らずと基準には遠い。

2,200名以上にするためには、少なくとも上限1枚で800枚規模の分売を再度実施するなどさらに対応が必要となる。

流通株式比率と流通株式数は基準値以上かどうかは微妙な線であり、総合的に考えるとすぐに1部昇格の可能性は低そう。

今期業績は売上26%増、営業利益39%増と非常に好調な業績で着地しており、来期予想についても売上24%増、営業利益39%増と勢いを落とさずにかなりの成長性は維持されそう。

自己資本比率84%、有利子負債0と財務は盤石。

PER38.0倍、PBR6.90倍の株価水準は割高感がある。

配当は無配、優待も特に設定がなく株主還元に乏しい。

株価はここ半年は緩やかに上昇基調で徐々に下値を切り上げており、当面の底値は75日線のラインが意識されそう。

出来高に対する分売数量は相対的に少なく、値嵩株で値幅も大きく取れそうなのでそれなりに利益は出そうな気がする。

ただしこの分売数量ではまず配分されそうにない。

5/25追記:

本日のメディアスHDでさえかなり強かったことを考えると、この高値圏でも十分に買い需要はあるものと思われる。

出来高の割に引けの買い板で2837円~2872円まで隙間なくすべての板が埋まっているのが逆に不自然極まりない。

吊り上げくさい値動きは気になるが分売数量は少ないため買い目線とはしておくが、当初より評価は引き下げる。

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