ソーシャルワイヤーの立会外分売分析

板・出来高ともに150枚程度と流動性はまずまず。

2015年12月に東証マザーズに上場している。

上場から1年ということで、東証1部昇格が期待される。

2016年9月末現在の株主数は1,498名で、本分売後でも基準の2,200名換算には達しないためさらに分売が必要か。

時価総額要件や流通株式数要件でも現時点では基準に達しておらず、東証2部であれば可能だが1部はまだ無理そう。

1月末に通期業績予想を3割ほど下方修正しており、増益予想が一転して-7％の営業減益、-18％の最終益となっている。

一方で年間配当は3円増配の年間18円で利回りは1.2％ほど。

株主優待は現時点では特に設定されていない。

株価水準はPER32.2倍、PBR5.23倍と割高感がある。

株価はここ半年で徐々に下値を切り上げてきており、直近では1300-1500円で取引されている。

やや板は薄いのが心配なところだが、分売数量は相対的には少ないため売りも十分に吸収できそうな感じはする。

最終的には当日朝の気配で判断することにしたい。

2/24追記：

やや売り込まれてほぼ安値引けになっている点は評価できるが、板が薄い点は相変わらず注意が必要。

朝の売りをこなせば戻りも軽そうだが、現時点ではなんとも判断しづらい。当日の気配次第で動きたい。