RS Technologiesの立会外分売分析

銘柄名 3445】 RS Technologies
市場 東証マザーズ
信用区分 信用
実施目的 当社は当社株式の東京証券取引所本則市場(市場第一部または市場第二部)への市場変更申請を行っており、今回の立会外分売は当社株式の分布状況の改善ならびに流動性向上を図るために行うものであります。 ただし、何らかの事情により本則市場への市場変更の基準を満たさないと判断された場合には、市場変更が承認されない可能性があります。

スケジュール

発表日 2016/08/12 (金)
予定期間 2016/08/29 (月) ~ 2016/08/31 (水)
実施日 2016/08/30 (火)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 2,300 円
分売枚数 1,500 枚 前日終値 2,430 円
申込上限 2 枚 分売価格 2,357 円
PER 35.23 倍 割引率 -3.00 %
PBR 10.11 倍 発表日比 2.48 %

株式情報

発行済株数 5,440,000 株 時価総額 12,822 百万円
浮動株数 397,120 株 浮動株総額 936 百万円
分売株数 80,000 株 分売総額 189 百万円
前日出来高 6,000 株 出来高/分売数 7.50 %
対株式数比 1.47 % 浮動株比率 7.30 %
対浮動株比 20.15 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 D
評価コメント

板・出来高ともに50枚未満と流動性はやや乏しい。

分売実施目的が前回は「市場変更を目指しております」だったが、今回は「市場変更申請を行っており」となっており、そう遠くないうちには市場変更が承認される可能性がある。

また、分売発表と同時に12月末権利でクオカード6000円分という破格の条件の優待を新設しており、株主分布状況改善および株主数獲得に本気になっている状況が伺える。

無配だが、優待利回りだけで2.5%程度の計算になる。

6月にも15万株の分売を実施しているが、その際には11万株程度しか申込がなく全員配分の売れ残り発生となっている。

同時に2Q決算と円高の影響による為替差損での業績下方修正を発表しているが、大幅増益予想には変わりない。

ただし、会社予想の想定為替レート111円/ドルについては見通しが甘いため、あまり信用しないほうが良さそう。

修正後の株価水準はPER17.2倍、PBR4.85倍と平均的。

株価は2200-2400円のレンジ相場で推移している。

前回の分売後も相変わらず最良気配値が50円近く離れていたりしており、500株程度の売買でも苦労する状況。

ただ今回は優待増設のインパクトは大きく、分売実施日の買い支え材料となる可能性が大きく、仮に分売価格割れをしたとしても中期的には株価は上向いていくと思われる。

分売数量も前回の半分近いことから、今回についてはそれほど悪い結果にはならなさそうな雰囲気がある。

8/29追記:

短期的にはやはり需給は厳しそうなので、参加は見送り方向としておきたい。優待目的であれば朝の板次第で参加か。

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