第一交通産業の立会外分売分析

銘柄名 9035】 第一交通産業
市場 福証
信用区分 なし
実施目的 当社株式の分布状況の改善及び流動性向上を目的とするのです。

スケジュール

発表日 2016/08/10 (水)
予定期間 2016/08/24 (水) ~ 2016/08/26 (金)
実施日 2016/08/24 (水)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,250 円
分売枚数 10,700 枚 前日終値 1,136 円
申込上限 300 枚 分売価格 1,114 円
PER 6.46 倍 割引率 -1.94 %
PBR 0.80 倍 発表日比 -10.88 %

株式情報

発行済株数 19,613,600 株 時価総額 21,850 百万円
浮動株数 745,317 株 浮動株総額 830 百万円
分売株数 926,100 株 分売総額 1,032 百万円
前日出来高 8,600 株 出来高/分売数 0.93 %
対株式数比 4.72 % 浮動株比率 3.80 %
対浮動株比 124.26 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 E
評価コメント

板は50枚程度、出来高は1桁の日もある。

分売発表日の後場は出来高0という流動性に問題がある。

今期業績予想は、売上・利益ともにやや減少見込み。

株価水準はPER4.33倍、PBR0.55倍と割安だが、地方市場特有のディスカウントで放置されている状況にある。

年間配当は16円で利回りは1.3%ほど。

8月5日に株主優待の拡充を発表しており、従来対象でなかった100株以上の株主にも、3月9月権利でタクシー利用券1冊(1000円分)の設定が追加されている。

株価は昨年末の1600円台からは一貫して下落傾向にあり、現在は1200円台まで売られ続けてきている。

2013年3月にも分売を実施しているが、その際は10万株程度で現在よりある程度出来高もあったため利益は出ている。

しかしながら今回は現在の浮動株数に近いほどの分売数量であり、過去の例からも地方市場上場で非信用銘柄ともなると買い手不在の状況にあり、売れ残りが出る可能性がある。

逆に参加者が少なければ利益は出る可能性はあるものの、この流動性ではディスカウント5%くらいなければ厳しそう。

8/23追記:

相変わらず板は薄いにも関わらず、渋い値決めとなった。

割安株投資の観点でしばらく放置でも構わないのでなければ、基本的には完全に手出し無用となりそう。

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