天馬の立会外分売分析

銘柄名 7958】 天馬
市場 東証1部
信用区分 貸借
実施目的 当社株式の分布状況の改善および流動性の向上を図るため。

スケジュール

発表日 2016/08/11 (木)
予定期間 2016/08/23 (火) ~ 2016/08/30 (火)
実施日 2016/08/23 (火)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,807 円
分売枚数 2,200 枚 前日終値 1,572 円
申込上限 100 枚 分売価格 1,525 円
PER 12.94 倍 割引率 -2.99 %
PBR 0.90 倍 発表日比 -15.61 %

株式情報

発行済株数 27,813,026 株 時価総額 42,415 百万円
浮動株数 1,446,277 株 浮動株総額 2,206 百万円
分売株数 319,700 株 分売総額 488 百万円
前日出来高 179,800 株 出来高/分売数 56.24 %
対株式数比 1.15 % 浮動株比率 5.20 %
対浮動株比 22.11 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 A
評価コメント

板は50枚程度、出来高は100枚程度と流動性はまずまず。

既に東証1部銘柄であり、特に分売の要因は見当たらないので、単純な大株主による持分の譲渡だと考えられる。

今期業績は円高要因により売上・利益とも減少見込みで、通期予想では売上高-5%、経常利益-17%となっている。

ただ1Q決算時点では最終利益ベースで上半期予想の77.6%の進捗となっており、想定よりは堅調な可能性もある。

年間配当40円の利回り2.6%、株主優待として3月権利でクオカード1000円分の設定があり、総合利回り3.3%。

株価水準はPER10.2倍、PBR0.52倍とやや割安。

財務面でも自己資本比率83.1%で有利子負債0と盤石。

株価は昨年末の2400円から1400円台まで下落後は反発し、1800円まで戻したが、分売発表で1500円台に。

安定の東証1部の貸借銘柄であり、空売りが入りやすいこと、値幅もそこそこ取れそうなことから安定した利益は期待できそう。

強いて言えば分売数量に対して、もう少し出来高が欲しい。

8/22追記:

分売発表後には結構な空売りが入り、発表日からすると15%以上下落した水準での値決めで割安感が出てきている。

株価は底値圏で、反発にも期待できそうなので買い。

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