コーア商事ホールディングスの立会外分売分析

銘柄名 9273】 コーア商事ホールディングス
市場 東証2部
信用区分 信用
実施目的 東京証券取引所市場第一部指定の承認を受け、その形式要件である流通株式比率の充足を目的とするものです。

スケジュール

発表日 2020/06/15 (月)
予定期間 2020/06/23 (火) ~ 2020/06/29 (月)
実施日 2020/06/23 (火)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,721 円
分売枚数 4,600 枚 前日終値 2,059 円
申込上限 40 枚 分売価格 1,987 円
PER 45.56 倍 割引率 -3.50 %
PBR 2.57 倍 発表日比 15.46 %

株式情報

発行済株数 9,904,995 株 時価総額 19,681 百万円
浮動株数 1,158,884 株 浮動株総額 2,303 百万円
分売株数 253,100 株 分売総額 503 百万円
前日出来高 497,300 株 出来高/分売数 196.48 %
対株式数比 2.56 % 浮動株比率 11.70 %
対浮動株比 21.84 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板は100枚、出来高500枚程度と流動性はやや高い。

6月30日付けで東証1部への指定替えを承認されており、その形式要件である流通株式比率充足目的の分売となっている。

確かに現在の流通株式比率は33.3%程度と僅かに不足しているが、この分売後であれば1部基準の35%は超えている。

5月12日に通期予想を上方修正しており、今期は売上高+4%、営業利益+61%の大幅増益と増配を見込んでいる。

年間配当は30円で利回りは1.7%ほど。株主優待は6月権利でクオカード1,000円分の設定があり総合利回り2.2%ほど。

PER14.5倍、PBR1.47倍の株価水準はやや割安感がある。

株価はコロナショックの影響もほぼなく上昇し続けており、年初の800円台からは2倍以上まで買い上げられている。

現状の株価位置でも十分に買える水準ではあるが、短期的にはテクニカル的に少し過熱感もみられるところ。

ただ優待権利日前の分売であることから一定の買い需要は期待できそうなため上がり過ぎなければ参加としたい。

6/22追記:

1部指定インパクトもあり発表日以降は急騰しているが、値決めまでに売り込まれて割引率3.5%での実施は評価できる。

出来高も十分増加しているためこれくらいの流動性があれば売り需要についても問題なく吸収できそう。

節目の2,000円割れ水準では一定の買い需要もありそうで、下抜けしなければ優待権利に向けての持ち越しもありか。

一応朝の気配は確認しておきたいが、よほどの市況悪化などなければ基本的には参加方向で問題なさそう。

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