ピアラの立会外分売分析

銘柄名 7044】 ピアラ
市場 東証マザーズ
信用区分 信用
実施目的 2018年12月に東京証券取引所マザーズに上場いたしましたが、更に社会的な認知度や信用力を高め、企業価値向上を図ることを目的として、東京証券取引所第一部への市場変更申請を行う準備を具体的に進めております。

今回の立会外分売は、その形式基準の充足を図るとともに、当社株式の分布状況の改善および流動性の向上を図ることを目的として行うものであります。

スケジュール

発表日 2019/08/27 (火)
予定期間 2019/09/04 (水) ~ 2019/09/11 (水)
実施日 2019/09/04 (水)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 2,374 円
分売枚数 600 枚 前日終値 2,273 円
申込上限 1 枚 分売価格 2,204 円
PER 55.94 倍 割引率 -3.04 %
PBR 5.16 倍 発表日比 -7.16 %

株式情報

発行済株数 3,545,840 株 時価総額 7,815 百万円
浮動株数 308,488 株 浮動株総額 680 百万円
分売株数 41,100 株 分売総額 91 百万円
前日出来高 13,300 株 出来高/分売数 32.36 %
対株式数比 1.16 % 浮動株比率 8.70 %
対浮動株比 13.32 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

板は100枚、出来高は50枚程度と流動性は低い。

2018年12月に東証マザーズに上場しており、東証1部への市場変更を目的としているが形式要件の充足には遠い。

利益要件を満たすには最短でも今期決算がやっとで有報提出以降となるため来年春先以降での変更申請となりそう。

2018年12月末現在の株主数は1,186名と1部基準の半分以下であるため今回の分売だけではとても充足はできない。

また流通株式比率も分売後でやっと31%程度のため、再度少なくとも12万株程度は売出や分売などが必要になる。

今期業績は売上高+21%、営業利益+24%を見込んでおり、2Qの進捗率はいまひとつだが前期(単体)比では好調。

配当は無配で株主優待もなく株主還元策に乏しい。

PER28.5倍、PBR5.05倍の株価水準はやや割高感がある。

株価は上場後の初値からは半年足らずで半額以下になっており、直近では2500±300円近辺で取引されている。

分売数量の絶対数は少ないが、流動性が低く最良気配が20円近く離れている状況ではなかなか参加しづらい。

流動性が当日までにそれなりに向上して買い板が厚くならなければあまり参加メリットも見込めない気がする。

9/3追記:

分売価格は直近1ヶ月の安値圏でそれなりにサヤはあるが、相変わらず流動性はそれほど向上していない。

1部昇格絡みの案件は意外と実需があってなんとかなる気もするが、朝の気配を確認した上での参加としたい。

ただこの分売枚数ではいずれにしても配分自体がまずなさそうなためとりあえず参加しても問題ないと思われる。

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