早稲田アカデミーの立会外分売分析

銘柄名 4718】 早稲田アカデミー
市場 東証1部
信用区分 貸借
実施目的 一定数量の売却意向があり当社として検討した結果、立会外分売による当社株式の分布状況改善及び流動性向上を図るため。

スケジュール

発表日 2019/08/20 (火)
予定期間 2019/08/27 (火) ~ 2019/08/29 (木)
実施日 2019/08/27 (火)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 843 円
分売枚数 4,900 枚 前日終値 810 円
申込上限 1 枚 分売価格 789 円
PER 15.41 倍 割引率 -2.59 %
PBR 5.12 倍 発表日比 -6.41 %

株式情報

発行済株数 16,669,952 株 時価総額 13,153 百万円
浮動株数 2,717,202 株 浮動株総額 2,144 百万円
分売株数 220,000 株 分売総額 174 百万円
前日出来高 83,500 株 出来高/分売数 37.95 %
対株式数比 1.32 % 浮動株比率 16.30 %
対浮動株比 8.10 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板・出来高ともに300枚程度と流動性は高い。

2019年3月以来5ヶ月ぶり3回目の分売実施となっている。

分売目的の通り大株主からの売却目的ではあるが、上限1枚のため個人株主増加目的の意図もあるように思える。

今期業績は売上高+6%、営業利益14%の増収増益を見込んでおり、例年1Qは赤字だが赤字幅はいくらか縮小している。

年間配当は20円で利回りは2.5%ほど。優待は3月権利でクオカード1,000円分の設定があり総合利回りは3.8%ほど。

PER11.7倍、PBR1.64倍の株価水準は市場平均並み。

株価は春先は700円前後のレンジ相場だったが、8月に入ってからは800円を抜けて上にブレイクしつつある。

貸借銘柄で流動性もそこそこあるため今回も安定した利益は出そうだが、前回は半分以下の数量でも一時割れていることを踏まえると心配ならヘッジをしてもいいかもしれない。

8/26追記:

暴落相場での値決めとなったが前日比プラスで引けており、割引率は物足りないものの分売価格は及第点か。

発表翌日には780円割れまで一時下落したが反発しており、買い板の厚い800円近辺では買い需要は十分にある。

株価水準に割高感もなく利回りなど考慮しても買いやすい価格帯であるため安定した利益が見込めそうな案件。

ただ昨今の市況が不安定なことを踏まえると絶対安全とは言い難いので念のため朝の市況だけは確認したい。

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