テノ.ホールディングスの立会外分売分析

銘柄名 7037】 テノ.ホールディングス
市場 東証マザーズ
信用区分 信用
実施目的 当社は、2018年12月21日に東京証券取引所マザーズ市場及び福岡証券 取引所Q-Boardに上場いたしましたが、更に社会的な認知度や信用力を 高め、企業価値向上を図ることを目的として、東京証券取引所本則市場及び福岡証券取引所本則市場への市場変更を目指しております。

今回の立会外分売は、その形式要件の充足をはかるとともに、当社株式の分布状況の改善及び流動性向上を図ることを目的として行うものであります。

ただし形式要件の充足を含め、何らかの理由で市場変更の基準を満たさないと判断された場合には、市場変更が認められない可能性があります。

スケジュール

発表日 2019/07/16 (火)
予定期間 2019/07/24 (水) ~ 2019/07/26 (金)
実施日 2019/07/24 (水)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,031 円
分売枚数 3,400 枚 前日終値 957 円
申込上限 2 枚 分売価格 934 円
PER 101.21 倍 割引率 -2.40 %
PBR 8.40 倍 発表日比 -9.41 %

株式情報

発行済株数 4,578,300 株 時価総額 4,276 百万円
浮動株数 842,407 株 浮動株総額 787 百万円
分売株数 225,000 株 分売総額 210 百万円
前日出来高 210,600 株 出来高/分売数 93.60 %
対株式数比 4.91 % 浮動株比率 18.40 %
対浮動株比 26.71 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

板・出来高ともに150枚程度と流動性はまずまず。

分売目的では東証本則市場を目指しているが、流通株式時価総額が大幅未達のため2部がやっとという感じがする。

その場合でも利益要件も今期末でなんとかという状況のため早くとも今期有報提出の来年3月以降になるとみられる。

今期業績は売上高+7%、営業利益+17%と引き続き成長予想であり、1Q時点の進捗率は38%と出だしは好調そう。

年間配当は8円で利回りは0.9%ほど。株主優待はない。

PER18.2倍、PBR2.86倍の株価水準は市場平均並み。

株価は直近2ヶ月では950-1,050円の比較的狭いレンジで取引されており、底値としては950円近辺が意識されそう。

浮動株があまり多くない中で発行済株式に対して5%近い分売となるとさすがに上値が重くなりそう。

あまり流動性も高くないのでこのままであれば同値近辺であまりおいしくない案件になるかもしれない。

過去2018年5月に上場予定だったが確認すべき事項が生じたために一旦は上場承認を取り消しているだけに、先日のハピネス・アンド・ディのように中止しなければいいが・・・

7/23追記:

ほぼ底値圏である950円台まで売り込まれており、割引率は渋いが分売価格は過去3ヶ月の安値付近なのは評価できる。

買い板はあまり厚くなったとは言い難いが、出来高がこれだけ増加していればとりあえずいくらか利益は出そう。

下値リスクは限定的なのでとりあえず参加方向で問題なさそうだが、利幅はあまり期待しないようにしておきたい。

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