エスティックの立会外分売分析

銘柄名 6161】 エスティック
市場 東証2部
信用区分 信用
実施目的 当社株式の分布状況の改善と流動性向上のため

スケジュール

発表日 2018/08/17 (金)
予定期間 2018/08/24 (金) ~ 2018/08/20 (月)
実施日 2018/08/24 (金)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 4,935 円
分売枚数 1,000 枚 前日終値 4,965 円
申込上限 10 枚 分売価格 4,817 円
PER 37.21 倍 割引率 -2.98 %
PBR 2.61 倍 発表日比 -2.39 %

株式情報

発行済株数 2,942,000 株 時価総額 14,172 百万円
浮動株数 447,184 株 浮動株総額 2,154 百万円
分売株数 135,000 株 分売総額 650 百万円
前日出来高 15,300 株 出来高/分売数 11.33 %
対株式数比 4.59 % 浮動株比率 15.20 %
対浮動株比 30.19 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 D
評価コメント

板・出来高ともに50枚以下で流動性はやや低い。

2016年9月以来3年ぶり2回目の分売実施となっている。

今期業績は売上高+8%、営業利益+1%と微増の予想となっているが、1Q決算では営業利益は前期比+60%で着地しており、通期進捗率32%というところからしても期待できそう。

年間配当は67円で利回りは1.4%ほど。株主優待はない。

PER14.8倍、PBR2.45倍の株価水準は市場平均並みだが、9期連続増収増益、5期連続増配の成長性を考慮すると安い。

中長期的には時々押し目を作りながら上昇しており、ここ2年の間に株価は4倍になってほぼ上場来高値圏にある。

まさに長期投資には最適な銘柄であると思われ、短期的には押し目を形成しても放置すれば上昇が期待できる。

ただ前回の分売後に1:2の株式分割を実施しているはずだというのに流動性は何故か前回より低下している。

前回は分売数量も半分以下だったこともあり2万円以上の利益の出る案件だったが、さすがに6億円規模となると重い。

参加にはややリスクがあるので、もう少し株価が安くなって流動性が向上するのであれば参加を検討することにしたい。

8/23追記:

出来高は若干増えているが、日中の板を見るとアルゴによる板が大半で実際の取引はそこまでない感じがする。

分売発表翌日には一時4,600円台まで売り込まれたが、その後全戻ししている点をみると安値での買い需要はある。

短期的には分売割れも考えられるが、売り一巡後は中長期的な投資家の買い戻しが期待できそう。

ただ値嵩株の案件は先般のグローバル・リンク・マネジメントのように大幅な損失が出るハイリスクな案件であるため、参加するにしても朝の気配の確認は必須か。

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