オリバーの立会外分売分析

銘柄名 7959】 オリバー
市場 名証2部
信用区分 信用
実施目的 当社株式の流動性及び株式分布状況の改善を図るため。

スケジュール

発表日 2018/06/01 (金)
予定期間 2018/06/11 (月) ~ 2018/06/14 (木)
実施日 2018/06/11 (月)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 2,270 円
分売枚数 2,700 枚 前日終値 2,230 円
申込上限 3 枚 分売価格 2,151 円
PER 25.12 倍 割引率 -3.54 %
PBR 1.93 倍 発表日比 -5.24 %

株式情報

発行済株数 12,976,053 株 時価総額 27,911 百万円
浮動株数 363,329 株 浮動株総額 782 百万円
分売株数 250,000 株 分売総額 538 百万円
前日出来高 100 株 出来高/分売数 0.04 %
対株式数比 1.93 % 浮動株比率 2.80 %
対浮動株比 68.81 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 D
評価コメント

板は40枚程度、出来高は10枚未満と流動性に乏しい。

現在は名証2部であり、上限株数が低いことから実際のところは株主数増加目的の分売のようにも感じられる。

2017年10月末現在の株主数は590名で、東証2部に上場するには800名になればその他の要件は問題なさそう。

今期業績は売上高+4%、営業利益+12%を見込んでいる。

年間配当は20円で利回りは0.9%ほど。

株主優待は10月権利1,000株以上でカタログ掲載商品の50%割引券2枚の設定があるが、実際の利用価値はほぼ無い。

PER14.8倍、PBR0.83倍の株価水準は市場平均並み。

株価はしばらくは2,200円近辺で安定して取引されているものの、分売後に需給が崩れると下抜けしそうな気がする。

名証2部のため流動性がいまひとつであり、過去の類似案件でも芳しくない成績のためこの分売数量は厳しそう。

取り立てて割安というわけでもなく、リスクを取ってまで参加するメリットもなさそうに感じる。

相当流動性が増加しなければ見送り方針としたい。

6/8追記:

分売前日の出来高は引け際の1枚だけで板も薄く、相変わらず流動性は乏しいままの状態となっている。

最終価格が買い気配での約定となっており、割引率が3.5%ある分は多少は誠意があるといえるが、それでもこの分売数量を捌ききるにはいくらなんでも無理がありそう。

割安株や高配当株であれば意外となんとかなることもあるが、さすがに今回は参加メリットが見当たらない。

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