小津産業の立会外分売分析

銘柄名 7487】 小津産業
市場 東証1部
信用区分 貸借
実施目的 当社株式の分布状況の改善および流動性向上を目的とするものです。

スケジュール

発表日 2018/05/10 (木)
予定期間 2018/05/17 (木) ~ 2018/05/17 (木)
実施日 2018/05/17 (木)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 2,358 円
分売枚数 2,000 枚 前日終値 2,322 円
申込上限 10 枚 分売価格 2,275 円
PER 60.76 倍 割引率 -2.02 %
PBR 3.14 倍 発表日比 -3.52 %

株式情報

発行済株数 8,435,225 株 時価総額 19,190 百万円
浮動株数 1,602,693 株 浮動株総額 3,646 百万円
分売株数 100,000 株 分売総額 228 百万円
前日出来高 182,400 株 出来高/分売数 182.40 %
対株式数比 1.19 % 浮動株比率 19.00 %
対浮動株比 6.24 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板・出来高ともに100枚程度と流動性はまずまず。

2015年以来3年ぶり3回目の分売実施となっている。

株数など諸条件が同じことから、前回同様に筆頭株主で会長の資産管理会社の(株)小津商店からの売却とみられる。

今期業績は4月に通期予想を上方修正しており、売上高は横ばいだが営業利益16%増と小幅増益の見込み。

年間配当は17円期末一括配当で利回りは0.7%ほど。

株主優待として5月権利でクオカード1,000円分または自社製品詰め合わせの設定があり、総合利回りは1.1%ほど。

PER32.8倍、PBR1.38倍の株価水準はやや割高感がある。

1日の値動きは2%未満であることが多く、分売の割引率が3%で決まれば比較的利幅の取れる案件になると思われる。

鉄板の東証1部の貸借銘柄で分売数量も少なく、これまでの実績からしても安定して結構な利益の出る案件になりそう。

既に証金残は売り長になっており、当日まで期間は短いがどれだけの空売りが入るかに注目しておきたい。

5/16追記:

ある程度は売り込まれているが、前回の分売結果からの思惑引け買いのせいで終値は上に飛んでしまっている。

さらに割引率が2%と渋いことから、実質的な割引率は1.5%程度になってしまっている点は非常に残念な感じ。

よって前回ほどのプラチナチケットは期待できないため評価は引き下げるが、十分な買い板があることと、それなりに空売りが入っていることから堅調な寄りになりそう。

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