テモナの立会外分売分析

銘柄名 3985】 テモナ
市場 東証マザーズ
信用区分 信用
実施目的 当社は、平成29年4月に東京証券取引所マザーズ市場に上場いたしましたが、更に社会的な認知度や信用力を高め、企業価値向上を図ることを目的として東京証券取引所市場第一部への市場変更を目指しております。

今回の立会外分売は、その形式基準の充足を図るとともに、当社株式の分布状況の改善および流動性向上を図ることを目的として行うものであります。

スケジュール

発表日 2018/05/09 (水)
予定期間 2018/05/25 (金) ~ 2018/05/31 (木)
実施日 2018/05/25 (金)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 4,020 円
分売枚数 1,400 枚 前日終値 3,670 円
申込上限 1 枚 分売価格 3,596 円
PER 181.51 倍 割引率 -2.02 %
PBR 13.96 倍 発表日比 -10.55 %

株式情報

発行済株数 2,680,520 株 時価総額 9,639 百万円
浮動株数 493,216 株 浮動株総額 1,774 百万円
分売株数 60,000 株 分売総額 216 百万円
前日出来高 113,300 株 出来高/分売数 188.83 %
対株式数比 2.24 % 浮動株比率 18.40 %
対浮動株比 12.17 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板・出来高ともに200枚程度と流動性はまずまず。

分売発表と同日に『東京証券取引所市場第一部への市場変更に向けた作業着手に関するお知らせ』を開示しているとおり、1部指定要件充足のための分売実施となっている。

ただし2017年9月現在の株主数は898名、流通株式比率は28%程度で流通株式数も大幅に未達であること、利益要件が今期9月決算でやっと達成見込みであることを踏まえると、最短でも半年後以降の話となり再度分売など必要になりそう。

今期業績は売上高10%増、営業利益2%増の予想となっており既に2Q時点で営業利益の進捗率は78%だが、人材投資等の費用を見込んでいるため通期予想は据え置いている。

配当は無配で株主優待もなく、株主還元策に乏しい。

PER43.5倍、PBR8.79倍の株価水準は割高感がある。

株価は2月上旬の1Q決算と分割発表を材料に急騰しており、3月には一時倍の5,000円台まで上昇するも天井を付けて直近では4,000円台割れの水準まで反落している。

1日の値幅が100円以上あるのが普通でボラティリティが高く、この株価水準であればあまり持ち越したくはない。

値嵩株は微妙な結果になりやすいが、分売数量の絶対数は少ないためこの板であれば若干の利益は出そうな感じがする。

5/24追記:

売り込まれていたのに引け前に釣り上げのような値動きがあり、割引率も2%で安値より上なのは残念なところ。

発表日から一時-15%水準まで売り込まれてからは反発しており、出来高も十分あるためこの分売数量なら捌けそう。

ただ値動きが激しいため利確タイミングは見極めたい。

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